先日のチューブ交換の際に、
ホイールハブベアリングをチェックしたら引っかかりが
あったので、今回はハブベアリングの交換をした。
ベアリングは規格品なので純正品ではないものをチョイス。
フロント NTN 6202LLU
リア NTN 6004LLU
両面接触シール型です。
一個400円しない!(純正品は一個1500円ぐらい)
シールの外側に細いマイナスドライバーを突っ込んで
シールを外す。
出荷状態だと、半透明のグリスが片面に入っている感じ。
左がグリスが入っている方。
右が裏面でグリスがほぼ入っていない。
負必要かもしれないけど、
グリスの入れ替えとしっかり充填して耐久性UPを狙います。
入れ替えるグリスは、アンパンマングリスw
中身はワコーズのスーパーマルチグリスだったかな?
リチウム系。
出荷時のグリスを軽く取り除いて、
アンパンマングリスを詰めて入れ替え。
詰め替え作業が完了したら、
シールを戻して冷凍庫で冷却。
(多少は小さくなって圧入が楽になるかな?)
フロントハブベアリングの交換スタート。
とりあえずサークリップ外して、
サークリップ側から外すよ。(なんとなく)
ほんでベアリングプーラーをセットするんだけど、
今回用意したものはホームセンターで購入した、
コンクリートアンカー。
フロントベアリングの内径が15mmなので
ドリル穴14.5mm用と、
リアベアリングの内径が20mmなので
ドリル穴18mm
のコンクリートアンカーを各一個用意。
一個100円しないぐらいだったかな。
使い方
アンカー単体でクサビをハンマーで叩いて、
ベアリングにギリ入るぐらいアンカーのクサビを打つ。
クサビを打って広がったアンカーをベアリングに打ち込む
(写真はすでにベアリングが抜けてきているけど気にしないでw)
打ち込む量はベアリングの深さまで。
ディスタンスカラーまで達しないように。
これだとクサビの打ち込み量が足らないので、
ラチェットとかのエクステンチョンバーを
打ち込んだアンカーと反対側から入れて、
こんな感じにする
この状態から、上からアンカーをハンマーで叩けば
更にクサビが入ってアンカーがガッツリ食い込む。
丈夫な壁があったら、壁にエクステンションバーを当てて
やった方が楽かも・・・
ベアリングにアンカーが食い込んだら、
クサビ側からエクステンションバーを使って、
ハンマーでベアリングを叩き出すだけ。
抜けたよ
反対側のベアリングは、直でエクステンションバーで叩いて抜くだけ。
純正ベアリングは、
外側のみシールしてあって、
内側はシール無し。
ほんでベアリングの組み付け
外した逆手順で組んでいくので、
まずはサークリップの反対側から。
冷凍庫で冷やしてあったベアリングにラスペネ吹いて、
ハブにセット。
初めは新品ベアリングの上に外した中古ベアリングの載せて、
ハンマーで叩いて圧入?w
ある程度入ったら、30のソケット(裏返したら径がピッタリだった)と
17ソケットを組み合わせてハンマーで圧入。
ソケット等はベアリングの外側に当てるよ。
シール、ベアリング内側に当てて打ち込むと
折角の新品ベアリングが壊れるよ!
ベアリングを入れていくと、
ハンマーで打ったときの音がカツンと変わるので、
そこが底づき位置、終点です。
ホイールをひっくり返して、
ディスタンスカラーを入れて、
同じようにベアリングを圧入。
サークリップを入れて終了。
リア側も同じ要領。
サークリップ側から外す(なんとなくw)
ただアンカーの径が細くてギリギリだった。
近くのホームセンターでは、18mmが最大だったんだけど
もっとデカイのがあればそっちの方が楽かも。
リアのベアリングは両面シールだったなぁ~
純正?
ただ内側のシールが錆びでボコボコになってた・・・
圧入はサークリップがある反対側から!
ベアリングにラスペネ吹いて
初めは中古のベアリングを載せて
叩く
ある程度入ったら、
30のソケットを載せて叩く。
(リアはこっち向きがちょうどサイズが合った)
カツンと音が変わるまで圧入して、
ホイールひっくり返して、
ディスタンスカラーいれて、
ベアリング圧入して、
サークリップ入れて終了。
コンクリートアンカーとソケットで、
ハブベアリングの交換はできました。
ベアリングの内径にちょうど良さそうな
アンカーがあれば格安で交換可能!
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