非分解でYZ250FXのエンジンバルブのカーボンを落とすシリーズ!
去年はこんな感じだった←リンク
で2023年はどんな感じでスタートするかというと
排気ポート
排気バルブ1
排気バルブ2
まあ、ボチボチ体積してますなぁ
まえ準備として、
プラグを外して、ジャネレーター側の合わせマークにて、
バルブ全部閉じピストン上死点に合わせた。
前回使ったニューテックのNC-900は使い切ってもう無いので、
ガレージ転がっていたワコーズの強力塗装剥離剤・カーボン落とし剤を使った。
ただ、古かったからかスプレー噴射ができなくてなっていたので、
缶に穴開けて筆塗りで塗布。
作業的には
1,排気ポートとバルブにベチャベチャ塗って、
乾燥防止でペーパーウエスをポートに突っ込んで1時間ぐらい養生。
2,その後、歯ブラシで届く範囲でゴシゴシ。
3,パーツクリーナーをポート内から溢れるぐらい吹いて、
カーボンを洗い出す。
4,エアガンが無いのでパソコン掃除とかに使う、
スプレー缶式のエアダスターで乾燥&残カーボン飛ばし。
この1~4の工程を1セットとして作業した。
しかし、このケミカルはかなりヤバイ。
作業用のニトリルゴム手袋していても、
手に付くとヒリヒリするし、ゴム手袋がすぐに破ける。
危ない危ない!
ポート自体は2セットもやればキレイにピカピカになる。
ただ、排気バルブ自体のカーボンは焼き付いているからか、
なかなかキレイに落とせなくて、
5セットぐらいやったかなぁ?
バルブ1
外周部に残っているけどまぁ
バルブ2
ポート形状的にブラシも届かなくて、
よりカーボンが残っている。
ただ、去年のカーボン落とし作業よりは確実にキレイになっているので、
良しとしますw
吸気側はチェックしたところ、
燃料添加剤(←リンク)のおかげか、まったくカーボンの体積がなかったので未実施。
このエンジンを分解しないでカーボンを落とす作業のリスクは、
1,落としたカーボンがポート内に残っていてバルブに噛みこむ
2,直接塗っているわけじゃないけど、バルブステムシールが剥離剤に侵されるかも?
ってところかな?
まぁいわゆる自己責任ですね。
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