YZ250FXのフロントフォークオイル交換
現状、2年ぐらい前にテクニクスでOHしているって話。
全伸び状態からの動き始めが渋い。
使う特殊工具はこの2つ
トップキャップは49ってサイズ
2つで2500円ぐらい
減衰調整を圧側、伸び側ともにクリック数を確認して最弱にする。
トップブリッジのフォーククランプを緩めて、
フォークキャップを軽く緩めておく。
下側のアジャスターも軽く緩めておく。
(タイヤがついている状態で)
タイヤを外した状態の場合は、
アクスルシャフトをクランプに差し込んでやれば支えられる。
ほんでもろもろ外して
フォークが抜けた
トップキャップを完全に緩めて、
アウターチューブを伸び縮みさせてオイル抜く。
思った以上にきたないオイルが約300cc出てきた。
オイルを排出したら一度トップキャップを軽く締める。
(次の作業でインナーを下に押し込んだときにネジ山を守る為)
ほんで、下側のアジャスターも完全に緩めて
全力でインナーチューブを押し下げると
ダンパーロッド?が出てくるので、
戻らないように特殊工具を差し込んで引っ掛ける。
アルミのオイルロックピース?をモンキーで固定してアジャスターを外す。
インナーチューブを全力で押し下げて、差し込んだ特殊工具を外す。
トップキャップを外すと、
フォークインナーやスプリングが外れる。
30mmローダウンされていて、
フォークスプリングは社外品だった。
Q-SPRINGS社製 初めて聞いたけどオランダ?のメーカー。
なんか色々数字が書いてあるけど、
バネレートは3.8N/mm みたい。
純正は4.1N/mmって話だから、さらにソフト。
他の数字は何だろ?
特殊工具2つを使って、さらにフォークインナーを分解。
インナーバルブを外して、ダンパー内のオイルを排出。
やっぱ汚いオイルが約100cc
ダンパーロッドを伸び縮みするとさらに100cc排出された。
入っていたオイルは全500ccぐらい。
片側だけ、外したインナーバルブ?ベースバルブ?がスラッジだらけ。
いや、よく見るとサビのゴミだらけなんですけど・・・
分解するつもりなかったんだけど、
洗浄しないといけなくなったのでインナーバルブも分解。
スプリングシートが何故か錆びていた。
フォーク内でも錆びるんだなぁ知らんかった。
錆び錆びスプリングシートはソコソコ綺麗に錆を落として、
他の部品も洗浄して組み付け。
↓ここは脱脂してネジロック剤塗布
ダンパーロッド先端のアルミのオイルロックピースは、
ロットから完全に外して洗浄した方がいい。
(スラッジが隙間に溜まっている)
下側アジャスターの銅ワッシャーは新品交換
オイルはヒロコーのフォークオイル5番
ダンパー内に規定量のオイル入れてエア抜き、
ロッド最伸び状態で油面合わせ(最後にオーバーフローさせる
ので多い分には問題ないような気がする)
ロッド最縮み状態で、インナーバルブを組み込む。
(ロッドが伸びながら)
最後、ロッドを最縮み状態にすると、横の穴からブシュっと
余分なオイルが排出される。
あとは、まあ、組んでって、アウター側スプリング側に
オイルを入れて終了。(今回は300cc)
下側のアジャスターは本来ネジロック剤塗布だけど、
外したらロック剤じゃなくてグリス?が塗布されていたんだよなぁ。
カジリ防止だよなぁ
まあ、緩むこともなかったし、今回もグリス塗布で対応した。
とりあえず組みあがった。
全伸びからの動き始めの渋さは明らかに解消された。
しっかし、ヤマハのサービスマニュアルって見づらいと思うんだけど。
文字とか図の構成というか、順序が非常に分かりずらい。
慣れなんかなぁ~
備忘録 銅ワッシャーの寸法
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