YZ250FXのKYBカヤバ フロントフォーク 分離加圧タイプ
ツインチャンバー AOSタイプの分解・組み立てを簡潔に書いておく。
(オイルまみれの手でマニュアルをめくるのがダルいし、
ヤマハのマニュアルが見ずらいから)
分解:
・減衰調整は圧・伸び共に最弱に
・車体に着いた状態で、
フォーク下(伸び側)のアジャスターとトップキャップのトルクを抜いておく
・車体からフォークを外す
・トップキャップを外してスプリング室のオイルを排出
(ちょっとストロークしてやると全部でる?)
・いったんトップキャップを手締めして、逆さにしてアジャスターを外す
(アクスルシャフトを刺すとやりやすい)
・トップキャップ外して、フォーク本体からダンパーassy部を抜き出す
・ロックピース?も外して洗浄(洗浄終わったら組付けておく)
・トップキャップからベースバルブを外す
(手で引っ張りだせない場合はダンパーロッドを縮めればベースバルブが出てくる)
・カートリッジダンパー内のオイル排出(ストロークさせて全排出)
基本の分解はこんな感じ。
オプションでベースバルブ分解やカートリッジキャップを分解して、
カートリッジシールの交換とかあるけど、それは別で。
組み立て:
・ロックピースを手締めでいっぱい締める
・ダンパーロッドを最伸びにしてオイルを204ccカートリッジダンパーに注ぐ
(縁から優しく泡立たないように注ぐ、横の排出穴からこぼれない様に注意)
・ダンパーロッドを200mm以内でゆっくりストロークさせてエア抜きする
・ダンパーロッドを最縮にしてベースバルブを組み付ける
・渾身の力でベースバルブを押せば、ダンパーロッドが勝手に伸びてきて、
ベースバルブも入っていく
・ベースバルブを組んだら、10回以上ゆっくるストロークさせて、
最後に最縮み状態にして余分なオイルをベースバルブ側にオーバーフローさせる
この時ブシュっと音がするけど、しない時もある(何か失敗してる?)
・横の穴からオーバーフローさせたオイルを排出する
・ダンパーassyをフォーク本体に入れて、
トップキャップを軽く手締め、逆さにしてアジャスターを装着
(アジャスターとロックピースの隙間は0.5-1mm)
・ロックピースを固定して、アジャスターを回して締め付ける
・アジャスターをインナーチューブへ締め付け
・トップキャップを緩めてスプリング室へオイルを300cc注入
・トップキャップ締める
・車体にフロントフォークを取り付け
・最後にトップキャップと下のアジャスターのトルクをチェック
終了
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